#ハワスタ5000、初戦は目標クリア
10月8日の仙台戦から名称変更となる、ハワイアンズスタジアムいわき。今シーズンのホームゲームは3試合を残すばかりだが、新名称の駆け出しを盛り上げるため、クラブは「#ハワスタ5000」と銘打ったキャンペーンを実施している。今季のハワスタで観客数が5,000人を超えたのは、クラブ史上最多の観客数を集めた7月末の磐田戦。自分も東京から参戦したが、ほぼ満員に近い客入りで、良い雰囲気だった。
クラブは本日、仙台戦のチケットが完売したと発表。見事に「#ハワスタ5000」の第一関門を突破した。残り2戦もオリジナル10の清水、南奥羽の山形なので、大入りが見込めそうだ。前節、首位の町田を破って2連勝を飾ったことも、追い風になっているに違いない。
ただ、同時に痛感してしまうのが、ハワスタの狭さだ。今週末、息子の面倒を見なければならないと考えて、まず頭をよぎったのが、いわきに帰省して両親と4人で観戦を楽しむことだった。しかし、そう思いついたときには、すでにオンラインチケットが売り切れ。やむなく帰省を断念した。
まずは1万人規模でも良いので、コンパクトな専用スタジアムを早急に建設してほしい。今日は山形が新しいスタジアムの建設計画を発表した。屋根付きで1万5,000人収容の専用スタジアムというのは、地方クラブにとって理想的なサイズだと思う。いわきが描くスケジュールは2025年6月までに計画を提出し、2031年までに竣工するというもの。現在、協議会や若者向けの公聴会を開催していることからも、その前向きな姿勢は伝わってくる。微力ながら金銭的な支援もするので、計画を前倒しするくらいのスピード感で、建設を進めていってほしいところだ。
ハマドリのネックストラップが欲しい
J2代表を国立で応援する
仕事を早く片付けて、国立競技場で行われたヴァンフォーレ甲府のACL初戦を観戦。「甲府にチカラを」のスローガンに共感した他クラブのサポーターがちらほらと見える。いわきのユニフォームを着る勇気はなかったが、カバンにはハマドリのぬいぐるみをしのばせていた。
甲府のゴール裏にはぎっしりとサポーターが詰めかけ、自分が座っていたバックスタンドもほぼ満席。照明を落とした暗闇に青いペンライトが煌々と輝き、大旗が上下に揺れる光景は圧巻だった。決して大きな街ではない甲府が、これだけの舞台を用意できたことに、ただただ感服した。
試合はお互いに硬い展開で進んだが、終了間際に長谷川選手のヘディングシュートが決まり、甲府が1対0でACL初勝利を飾った。ゴールの瞬間はバックスタンドの観戦者も総立ちになって、口々に快哉を叫んだ。J2代表として、次戦も頑張れ、甲府!
いわきFCと浜通りを応援する
実家の近くにアンダーアーマーの巨大な配送センターが出来てから、あれよあれよという間に、いわきFCはサッカー界のカテゴリを駆け上がっていった。いまや東京ヴェルディやジュビロ磐田が湯本にやってきて、当たり前のように試合をこなしている。Jリーグがテレビの向こう側にしかなかった時代からすると、感慨深いことこの上ない。
自分自身は大学進学と同時に上京し、そのまま東京で所帯を持ったので、いわきFCにすべてを費やすことは難しい。一方で、浜通りの復興と成長に貢献したいという想いは、年齢を重ねるごとに強くなっている。このブログでいわきFCに関する自分の体験や考えを披露し、少しでも多くの人に浜通りを知ってもらえれば、幸いだ。
まずは明日、いろいろあったヴァンフォーレ甲府が迎えるACL初戦を、新国立競技場で応援したい。